ラーバニスト宣言

ふるさと情報館は「ラーバニスト宣言」を提唱しています

ラーバン(Rurban):
Rural(ルーラル/農村・田園)とUrban(アーバン/都市)の合成語です。アメリカの著名な農村社会学者ギャルビンが、1915年にRurbanism(ラーバニズム/都市と田園の共生)の概念として提唱した言葉に由来します。今、日本でもアーバニズム(都市型ライフスタイル)からラーバニズム(都市田園共生型ライフスタイル)の時代になろうとしています。

ラーバニスト(Rurbanist):
大都市一極集中が進行する一方、大都市にこだわらない生き方を選ぶ人々も増えています。ふるさと情報館は、都市(アーバン)から田園(ルーラル)への暮らし替えや、都市にいながらも田園に拠点を持ち、自然のサイクルの中で暮らしを考える人々を“ラーバニスト”と命名します。私たちは、「一人でも多くのラーバニストを!」を合い言葉にラーバニストの実現を支援しています。

本来のナチュラルなあり方
日本の首都一極集中は、世界にも類例を見ないほど異常なものです。ヨーロッパでは、口ーカルの中小都市もそれぞれオリジナルな素晴しい歴史と文化を持ち、周辺の田園との関係も、また人々の暮らし方もごく自然な形で存在しています。日本でも、生活・コミュニティ空間としての地方都市や田園のよさを再認識すべきといえましよう。ラーバンは「都市と田園の本来のナチュラルなあり方」を個人の生活レベルでも実現しようという新しいライフスタイルの提案です。

田園生活者も都会を享受
ラーバンは、都市生活者だけの問題ではなく、「田園生活者が大都市の生活・文化・情報を享受する」ことや「田園に移り住んだ都市生活者が都市とのつながりをもちながら生活をエンジョイする」ことも含め都市と田園の共生の思想です。

時代は新しい言葉を求めている
かつて「田舎暮らし」は、“都落ち”や“島流し”をも意味していました。新しいライフスタイルとしての「都市から田園への暮らし替え」を現わすにふさわしい言葉を時代は求めています。それがラーバニストなのです。

ファーマーになることがステータス
イギリス・ロンドンのサラリーマンに「あなたの将来の夢は?」と聞くと、その多くは「ファーマー(農業者)になることさ」の答えが返ってくる。田園生活では世界的にも先進国であるイギリスでは、美しい田舎に暮らすことは社会的ステータスとなっている。イギリスにかぎらず成熟化したヨーロッパ社会ではどこも同じ。日本もやがてそうなろうとしている。

ラーバニストのライフスタイル
あなたは、どのタイプですか?

rurbanist

今 ふるさとは蘇る
かつて 人々の暮らしが
畑を耕し 鶏を飼い
林に入り 栗を拾い
炭を焼くころ
鎮守の森や 集落を包む 山里には
豊かな 自然があった
そこは 人々を暖かく 抱いてくれる
ゆりかごのような 空間でもあった

経済優先の 社会は
都市には 過密を
農山村には 過疎をもたらした
人々の暮らしの一部となっていた
山里の雑木林は
いつしか 杉や檜が植林され
その人工林も 荒廃に悩んでいる

行き詰まった 都市文明の中で
自然回帰と 環境循環型の
暮らしへの 希求は
大きな 流れとなり
都市と農山村の 相互交流の中で
今 ふるさとは 蘇ろうとしている

ふるさと情報館 代表 佐藤彰啓